Amazon、手のひらサイズの「Kindle」を発売
Amazon、手のひらサイズの「Kindle」を発売、無線LANにも対応
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100730/350857/
kindleというのは、電子書籍を読むための機械である。
今までは、無線LANには対応せず電話回線のみの対応だったが、これによりどこでもインターネットに接続できることになる。Kindle上で文字をハイライトさせると、自動的にその単語の意味が画面下部に表示されるようになった。それだけでも便利だか辞書機能はこれだけに留まらない。該当の単語をGoogleないしWikipediaにジャンプして調べられるようにリンクも表示されるのだ。もちろんKindleからウェブブラウザに切り替わってしまうが、それでも非常に良い機能だと思う。
さらに今回のバージョンアップで注目すべき点は日本語表示にも対応した点である。従来のkindleでは日本語表示ができなかったため、日本の書籍を読むことができず普及しなかった。そのため、国内ではiPadにつぐ第2のデバイスと見られがちである。しかし、この機能によりiPadを追い抜く可能性が大いにある。
ここで、kindleとiPadをほとんど同じものと考えている人がいるであろうから、2つを数字で比較してみたいと思う。
・kindle
値段 3G+wifi 189$
wifiのみ 139$
バッテリー持続時間 3G+wifi 10日間
(最大で) wifi 3週間
重さ 3G+wifi 241g
wifi 247g
・iPad
値段(32GB) 3G+wifi 503$
wifiのみ 613$
バッテリー持続時間 3G+wifi 9時間
(最大で) wifi 10時間
重さ 3G+wifi 730g
wifi 680g
上の数字を比較すれば歴然のように、kidleのほうが安いし電池もちがよく軽いのである。これは、kindleが電子書籍を読むためにあることに起因する。それに比べiPadは電子書籍を読むための機能の数字では劣っている。しかし、iPadにはApp Storeでアプリや音楽、電子書籍が購入し使用できる。kindleが書籍専用なのに対し、iPadは電子書籍を読むためのおもちゃである。どちらがよいかは使用する人の用途によるが、iPhoneを持っている私にはkindleで十分な気がする。そこの判断は読者に任せよう。
これから1年間で日本ではどちらが主流になるのか、要注目である。
個人的にはソフトバンクの孫社長の影響でiPadが日本では主流になる気がするのだが。
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