負荷テストの学び(2)

実際に Apache JMeter を利用して負荷テスト(性能テスト)をやってみました。

JMeterの設定をする

コマンドラインからjmeterを起動します。

上の画像のようにスレッドグループを作りました。
とりあえず、自分が作ったサイトのトップページとその後遷移するページにアクセスするスレッドを作りました。
ここで、スレッドのプロパティは、以下のようにしました。
スレッド数: 10
Ramp-Up 期間: 360
ループ回数: 100

ここでは、36秒(360 / 10)ごとに1個のスレッド(ユーザー)を立ち上げて、最大10個のスレッドが立ち上がり、それを100回繰り返すように設定しています。合計で、1000(10*100)セットのリクエストが送信されます。

結果を見るために、グラフ表示も追加しました。

結果を見る

結果は以下のようになっていました。

色別に分かれていて、 「現在のレスポンス時間(黒)」、「平均のレスポンス時間(青)」、「標準偏差(赤)」、「現在のスループット(緑)」だそうです。

サンプル数: 20
最新のサンプル: 160
平均: 133
偏差: 50
スループット: 342.33/分
中央値: 128

このサイトは1秒間に6リクエストくらい捌けることになります。
スループットがブチブチ切れてるのはなぜなんだろう…)

次に、スレッド数を50にして負荷をあげてみました。

だんだんグラフが上に張り付きつつあるのがわかります。


次回はもっと細かい機能まで使ってみたいと思います。
DBとか、メモリの状態を確認する方法はあるのだろうか。