米で人気急上昇「フォースクエア」

米で人気急上昇「フォースクエア」は第2のツイッターか
http://bit.ly/9GNc6V

米国で新たなSNSサービスが話題になっているようだ。その名も「フォースクエア」(foursquare

概要は下の通り。(Wikipedia参照)

フォースクエアは登録した利用者が友人と繋がったり居場所を更新する事を可能にするWebサイトとモバイルアプリケーションである。仕事以外の時間や週末に、会場で「チェックイン」すると得点が与えられる。利用者はチェックインする時に更新する自分のTwitterアカウントやFacebookのアカウントを選ぶ事ができる。利用者は特定のタグが付いた場所でチェックインしたり、またはチェックインの頻度に応じてバッジを獲得する事もできる。同社は将来的には利用者がサイトへ利用者独自のバッジを追加する事ができるようになると明らかにしている。もしある利用者が別々の日にある会場へ他の誰よりも多くチェックインして、またその利用者にプロフィール写真が有れば、利用者はその会場の「メイヤー(Mayor)」として認定される。他の誰かがメイヤーより多くチェックインすると、前メイヤーに代わって新しい利用者がメイヤーの肩書を獲得する。利用者は私的に使うために「To Do」リストを作ったり、また他の利用者が読む事ができる「Tips」を会場に追加する事ができる。それらはその会場での素晴らしい食事や体験の提案として役立つ。


まず注意したいのは、日本では対応していない。Twitterに具体的な機能を付け加えたサービスであるから日本に参入してきた際には人気が出るかもしれない。しかし、TwitterはシンプルでオープンなSNSサービスというところがうけて日本で普及したのであって、これだけたくさんの機能がついていたのでは多くのインターネットをあまり使わない人たちには受け入れられないだろう。

話は少し変わるが、
私が常日頃から思っているのは、なぜ日本人がTwitterを受けいれられたのかということ。誰が見ているのかわからないTwitterで「◯◯なう」と個人情報を晒し続けている。これはおかしな話である。今でもネットで買い物するのは怖い、ネットで見ず知らずの人に連絡をされるのは怖いと感じている人は多いはずだ。でも、そんな人でもTwitterなら個人情報を晒すことができるのだ!
これは日本人の流されやすい性質が影響しているのは間違いない。「みんながTwitter使ってるから使おう」「オバマ大統領が使っていて有名だから使おう」という理由で始めた人も多いのではないか?

この現象が日本人にとって良いことか悪いことかといったら、良いことであろう。海に囲まれているというお国柄もあって、今まで日本人はオープンではないと言われ続けてきた。それがTwitterをきっかけにオープンになってきている。これがグローバル化に関係するかどうかはわからないが、オープンになることとグローバル化することに接点はあるはずだ。

Twitterは確実に日本を変えている。日本人に必要なオープンな気質、それを育ててくれているのかもしれない。


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