グーグル携帯に新システム

グーグル携帯に新システム 自分好みのゲームはいかが
http://www.47news.jp/news/2010/07/post_20100713075902.html

どうやらプログラミングの知識がなくても自分好みのアプリが作れるようになるらしい。
このツールではこのツールでは、コードを書く代わりに、ボタンなどのデザイン要素や、「アクションを繰り返す」「情報を保存する」といったアプリの動作を指定するための「ブロック」をドラッグ&ドロップしてアプリを設計できる。つまり、普段必要なプログラミングのコードはすべてGoogleが用意してくれるということだ。

 App Inventorでは、GPS情報を活用したアプリや、Androidの機能(メール機能やテキスト読み上げ機能など)を利用したアプリなどを開発できる。例えば、GPS情報を使って駐車場所を記録しておくアプリも作れるし、Webアプリの書き方を知っていれば、TwitterAmazonなどのサイトと連係するアプリも作れる。ユーザーが作成したデータをデータベースに保存することも可能だ。少し複雑な機能はやはりプログラミングの知識を求められるようである。

Googleがこのような機能を出したことから、Googleが「自由」というキーワードを非常に大事にしていることがよくわかる。Appleではアプリに対して規制がなかなか厳しい。例えば、FirefoxiPhoneアプリを出せないでいるのもAppleSafari以外のブラウザを使わせないように規制をかけているからであるし、プログラミングのコードはMac OSを持っていなければ書くことはできない。それに比べてGoogleAndroidをどんな会社の携帯電話にも搭載できるようにしているし、アプリの規制も少ない。なるべく多くの人が「自由」に使えることを目標にしているのだ。そして最近では、「自由」を守るために中国とも戦った(しかし、Googleは中国の検閲を受け入れ昔の状態に戻った)。

これは非常に評価できることではある。しかし、問題がないわけではない。前回も少し触れたがYoutubeには違法アップロードされた動画が溢れている。それは、著作権を無視するものであるし、いかに再生されるごとに違法アップロードされた動画の主にお金が払われるとしても、アーティストからしたら許せるものではないだろう。ここはこれからの課題である。自由すぎるというのも問題なのかもしれない。

それはさておき
みなさんも一度、App Invetorに登録して自分のアプリを作ってみたらどうでしょう。
でも、作るにはGmailアカウントが必要で、場合によってはAndroid携帯も必要になるかもしれないのでご注意を!

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