フィルタリングサービスについて

ソフトバンク、高校生向けフィルタリングサービスを開始--Twitterも利用可能
http://bit.ly/c5hFWC

ソフトバンクが新しいフィルタリングサービスを開始したらしい。

最近では、多くの子どもたちが携帯を持つようになったり、パソコンを使えるようになったりと簡単にインターネットにアクセスすることが出来るようになった。そこで問題となったのはアダルトサイトやあやしいサイトから悪影響を受けることである。

それではどうやってフィルタリング機能を作っているのか自分なりに考えてみる。

1つ目の方法としては、あきらかに規制に引っかかるサイトを人手で判断し、そこからリンク構造を利用して芋づる式にフィルタリングすべきサイトを決める。
この方法では怪しいサイトは怪しいサイトとつながりがあるという前提に基づいている。しかし、健全なサイトをも巻き込んでしまう可能性も否定出来ない。

2つ目の方法としては、サイトのテキスト情報から禁止文字列を探し、あったらフィルタリングする。
禁止文字列とは「殺人」「セックス」などの文字列である。しかし、これにも欠点があり、「さつじん」と平仮名で書いてあったらどうするのか?「セ◯クス」と書いてあったらどうするのか?という問題がある。これら全てに対応しようとすると、サイトを開くときに数秒かけてフィルタリングするべきかどうか判断しなければならないだろう。これはインターネットを利用する際には致命的であり、即時性のない検索は役にはたたない。

私の専門分野では2つ目の方法を研究が多くなされているが、やはりフィルタリングのスピードが問題視されるケースが多い。実際のソフトバンクフィルタリングサービスがどのような機能になっているかわからないが、上の問題がすべて解決されているとは思えない。まだまだ研究の余地ありといったところか。


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